「もし、夫が亡くなっても“遺族年金があるから生活できる”って聞きました。本当に大丈夫なんでしょうか?」
こんにちは。
女性のお金の不安や悩みを解決するだけでなく、経験や才能、スキルの財産も資産形成に活かす“人生を豊かにする美しい投資”をご提案するコンサルタント、マネーセミナー講師、3人の息子を育てたシングルマザーFPの小林美幸です。
「もし、夫が亡くなってもマイホームの団信で住居費はゼロになるし、遺族年金ももらえるって耳にして、何とか生活していけるだろうって思ってました・・・。全然そうじゃないケースもあるんですね・・・」
実は、遺族年金の支給条件を知らなかっただけで、生活困窮者になってしまう女性や子供たちが後を絶たない現実があります。
では、もらえない“意外なケース”もご紹介しながら、遺族年金がもらえる妻の条件をお届けしますね。
夫が亡くなる万が一を考えることは、夫の『家族を想う気持ち』の実現に繋がります。夫と一緒に過ごした時間も取り戻せませんから、あなたやお子さんの幸せのためにも、ぜひ参考になさってくださいね。
遺族年金ってなに?
まずはじめに、『遺族年金』とは。
原則、夫を亡くし遺された妻(もしくは子)がこれからの生活のために国からもらえるお金のことです。
夫が老後にもらうはずだった「国民年金」や「厚生年金」を妻が代わりに受け取る年金を意味します。
65歳(現状)から受け取れる老齢年金とは異なり、亡くなった夫、遺族年金をもらう妻、ともに何歳であろうと支給されます。
ただ!実際には、
- もらえる条件や
- もらえる遺族年金額、
- もらえる期間は
国民年金、厚生年金のどちらに夫が加入していたのか、また生前の夫の収入でも大きく異なります。
実際には、“遺族年金をもらえない妻”もいらっしゃるのです。
自分でチェックしておきたい!のであれば、現在の「遺族年金の仕組み」を知っておくことが必須です。さらに、知っておくだけで「受け取れない!」だけでなく「毎日の家計簿を頑張らなくても貯蓄が増えている!」の実現にもつながります。
- 万が一の際の妻と子供たちの生活設計
- 夫が健康なうちに準備する適切な生命保険&団信(団体信用生命保険)
- 家庭内の節約や節税など
必要な保障内容や保障額が明確になったり、無駄な出費も回避しやすくなりますね♡
遺族年金がもらえる妻の条件とは
遺族年金は2種類あります。
- 遺族基礎年金(国民年金部分)
- 遺族厚生年金(1.の上乗せ部分)
しかし!
1.遺族基礎年金(国民年金部分)は、18歳未満の子供がいなければ妻に支給されない(0円)のです!!
子供が18歳以上になったら、妻は1円ももらえません!!
1.遺族基礎年金(国民年金部分)は、生前、夫の収入で生計を立てていた専業主婦の方や、扶養内パートで夫を支えていた妻の方はある日突然、「明日から、あなたひとりで生活しなさい」と突き放されるような状況に・・・。
夫が亡くなって、一つでも多くの心や手を差し伸べて欲しいときにです・・・。
ここからは“意外なケース”もご紹介します。
『18歳未満の子供がいても遺族年金が支給されない』ケースです。
4つあります。
- 夫が亡くなる直近1年2カ月以内に年金保険料を未納
- 納付していたが3分の1以上の期間で年金保険料を滞納
- 妻の年収が850万円以上
- 妻が再婚
「うちは該当しない!夫は厚生年金だから大丈夫だ~!」
いいえ、残念ながら簡単ではないのです。
重要なポイントは、
- 夫の生前の収入
- 家族構成
- 賃貸か持ち家か
- 持ち家なら住宅ローンの有無
- 持ち家なら団信の保障内容
- 個人で加入している生命保険
- 妻の働き方
- 生活費(生活水準、生活レベル、習慣)
などが握っています!
生活は目のまえに存在している“現実”ですね。
今のうちに明確にして対策を講じておく。
これだけで「まさか・・・予想してなかった・・・」のときに安心できますね!
遺族年金の金額はいくら?いつまでもらえるの?
遺族年金が【いくらもらえるか】。それは、18歳未満の子供の人数で変わります。
《夫が自営業のケース》 ※遺族基礎年金(国民年金)
→18歳未満の子供の人数と年金月額
- 0人・・・月額 0円
- 1人・・・月額 83,466円
- 2人・・・月額 102,117円
- 3人・・・月額 108,334円
【もらえる期間】は、子供が18歳になるまでです。
では、「夫が会社員だったらどうなるの?」
《夫が会社員のケース》 ※遺族基礎年金(国民年金部分)+遺族厚生年金
国民年金加入者との大きな違いは2つです。
- もらえる遺族年金額は夫の収入次第
- 18歳未満の子供がいなくても一生涯受け取れる
では、夫の月収が35万円だったケースをみてみましょう。
→18歳未満の子供の人数と年金月額 (遺族基礎年金+遺族厚生年金)
- 0人・・・月額 約46,000円(妻が40歳未満)
- 0人・・・月額 約95,000円(妻が40~64歳)
- 0人・・・月額 約111,000円(妻が65歳以降)
- 1人・・・月額 約130,000円
- 2人・・・月額 約149,000円
- 3人・・・月額 約155,000円
夫の月収35万円で生活していたのに、子供3人でも、わずか15万円。
少子化になる理由はここにもありました。
子供が多くてもたくさん遺族年金がもらえるわけでもなく、生活は苦しくなる・・・。
夫が自営業でも会社員でも、亡くなったり病気をして収入が一気に激減すれば、それまでの幸せな暮らしは一変してしまう。
遺族年金の額が意外にも少なかったことに驚いた方も多いのではないでしょうか。
「私たち家族に合った準備」をするためには、どうしたら良いのでしょう?
重要なのは『知る』ことと『私たちに合った準備』をすること
最も重要なのは、これからも続くあなたやお子さんの“笑顔の多い毎日を送れる生活設計”と、“正しい準備”をすることです。
遺族年金意外にあてにできる公的支援、自助として準備して置けることを知っておくだけでも、備えのための行動を起こせます。
例えば遺族年金以外には、
- お住まいの地域の母子手当
- 夫の勤務先の死亡退職金
- 夫の生命保険
- 賃貸なら家賃の払える住まいの確保
- 子どもの教育準備資金
- あなた(妻)の老後準備資金
国や自治体の支援は複雑です。申請しなければもらえないことも多いですし、さらに支給まで時間も要します。
支給されるまでの『安心できる貯蓄』も必要ですね。夫名義の貯蓄は“口座凍結”されたり、“相続税の対象”になってしまったり。
独りで悩んでも正解を出せない人が多いのは・・・、
本当の正解は、家族それぞれだから。
おひとりおひとりみんな異なるし、国の制度も保険も複雑で難しいから。
予想もつかない出来事にいかに備えるか・・・。
老後にもらえる基礎年金の最高受給額が、毎年下がり続けている現実。
- 2020年⇒65,141円/月
- 2021年⇒65,075円/月
- 2022年⇒64,816円/月
このような情報を収集するのも、多すぎるネット情報を自分で選ぶ時代に。
誰から正しい情報を得るのか。誰が私に合った情報を与えてくれるのか。
自分で勉強する時間があるのか、失敗したら取り戻せないのに、正しい選択ができるのか。
「金融商品を販売する人の口車に乗らない」
若さがあれば少額からの投資でも時間を味方にして、リスクも味方にしながら万が一に充分に備えられます。
私のマネーセミナーでは、お金の基礎知識から投資の基本、人を見極めるチカラまで学べる内容でご用意しております。ぜひ、学びにお越しください。あなたのお金の不安があなたやお子さんの笑顔と安心に変わりますように。
最後に
数年前から何度も目にする年金問題などで、国を治める責任ある立場の人たちや国への信用・信頼はどんどん低下していき、近い将来の『自分と子供のためには自分たちで何とかしなければならなくなる』がいよいよ現実的になってきています。
すでに国への信用を見極めて資産を殖やしてきたのに、国はシラーッと都合よくルールを変えています。不完全な人間が作っているルールだからこそ裏ワザが通用するのです。あなたの資産・財産を守りましょう。守ることもだいじな攻めですよね。
先進国と言いながら私たち女性の社会的立場も低いままです。
キレイ事ではなく、生きていくにはお金が必要です。お金があれば心の余裕も生まれるし笑顔も増え子供も安心します。
まずはあなたがお金の不安を安心に変える知識を増やしましょう。知識だけではお腹いっぱいにはなりませんが、困った時に知識が役立ちます。
ぜひ、あなたの不安を一緒に安心に変えませんか?
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