退職で最後のお給料をもらうのと、退職金でもらうのと、どっちが得?

※本記事は定期的に情報を更新しています。最新更新日は2022年7月です。

 

退職金って、あなたが会社に一生懸命尽くしてきた勲章みたいなものですね。退職するとき、最後に、「お給料をもらう」のと「退職金でもらう」のとでは、あなたにとって、どちらがお得なんでしょうか。退職金も収入扱いなので、普段のお給料から引かれているのと同じように所得税がかかります。でもね、実は、退職金の所得税は、いつものお給料よりもとってもお得な制度になっているんです!

 

 

2020年、賭博行為(賭けマージャン)の疑いで、黒川弘務検事長が東京高等検察庁を辞職なさいました(クビじゃなくて)。懲戒処分ではなく、自主退職扱いなんだそうです。結果、5,900万円の退職金が支給されたとのこと!この退職金は、公務員ですから、国、つまり私たちの税金から支払われました。

※写真はイメージです。

 

 

新型コロナウイルスによる自粛や給付金への不安や不満の我慢を強いられ、円安や物価高に原油高の影響を受けている私たちには理解できないこの情報。あなたは、どのように感じますか?私はもはや、我々一般国民にとっては理解の域を超えている!と、すごく憤りを感じています。私たち国民に支給される給付金はなかなか振り込まれないし、手続きは煩雑でわかりにくく不備やエラーも多数起き、ずるい不正をしている人が沢山いる。この国は大丈夫か?そう感じたのです。

 

 

『リーダーによってさまざまなことが決まる。だから、未来も決まる』。これは、本当ですね。新型コロナウイルスや現在の苦しい状況、何が起きるかわからない不安を経験し、いろいろ感じている方もいらっしゃると思います。本日は『退職金で得する話し』をお届けしますので、退職、転職を考えているあなたも、今すぐ会社を退職予定のないあなたも、知っておいて損のないお金の知識です。ぜひお役立てください。

 

 

|給料より退職金のほうが得する理由

 

お給料は『給与所得』、退職金は『退職所得』といい、実は『所得』によって、それぞれ所得税率が異なります。『退職所得』は、人生でそんなに何度ももらえる所得ではありません。ですから『給与所得』よりも、『退職所得』のほうが所得税が優遇されている、つまり『退職所得』は税金が安いんです。

 

ズバリ!給料よりも退職金でお金をもらうほうが、お得です。

 

 

それでは会社から最後にもらうお金を、給料ではなく退職金でもらうと、どのくらい所得税が得なのか検証してみましょう。あなたもぜひ一度、計算してみてくださいね。

 

 

|退職金で取られる税金を計算してみよう!

 

長く働けば、それだけ多くの税金をオマケしてくれる!

 

退職金の税金の計算は、勤続年数によって異なります。主に定年退職の退職金を知りたい方は①、転職などの中途退職など、主に短い期間の勤務に対する退職金を知りたい方は、②を参考に計算してみましょう。長くお勤めになった方ほど、税金がお得になっています。

①主に、定年退職の計算(勤続年数20年超)
②主に、中途退職の計算(勤続年数20年以下)

 

 

では、ここからは、次の①と②の事例を使いながら解説しますね。

※①の事例:勤続年数37年、退職金5,900万円の黒川検事長の場合
※②の事例:勤続年数5年、退職金300万円の場合

 

 

1.まず、退職所得控除金額を計算する。

①:勤続年数20年以上の計算式(800万円+70万円×(勤続年数-20年)
②:勤続年数20年以下の計算式(40万円×勤続年数※80万円に満たない場合は80万円

①=800万円+70万円×(37年-20年)=1990万円
②=(40万円×5年)=200万円

 

 

2.次に、退職金の総額(額面)から1で出した控除額を引き算し、半分(0.5倍)にする。

課税対象になる『退職所得金額』の計算式=(退職金の総額(額面)-退職所得控除額※1)×0.5

①=(5,900万円ー1,990万円※1)×0.5=1,955万円
②=(300万円ー200万円※1)×0.5=50万円 

 

 

3.2の『退職所得金額』がわかったら、いくら『税金がかかるか』計算する。

以下の 退職所得税額表から税率控除額を調べます。
退職所得金額が高くなればなるほど、税率も高くなります。

退職所得の源泉徴収税額の速算表
課税退職所得金額(A) 所得税率(B) 控除額 (C) 税額= ((A)×(B)-(C))×102.1%
195万円以下 5% 0円 ((A)×5%)×102.1%
195万円を超え 330万円以下 10% 97,500円 ((A)×10%-97,500円)×102.1%
330万円を超え 695万円以下 20% 427,500円 ((A)×20%-427,500円)×102.1%
695万円を超え 900万円以下 23% 636,000円 ((A)×23%-636,000円)×102.1%
900万円を超え 1,800万円以下 33% 1,536,000円 ((A)×33%-1,536,000円)×102.1%
1,800万円を超え 4,000万円以下 40% 2,796,000円 ((A)×40%-2,796,000円)×102.1%
4,000万円超 45% 4,796,000円 ((A)×45%-4,796,000円)×102.1%

引用元:国税庁ホームページ「別紙 退職所得の源泉徴収税額の速算表」より

①=税率ランク40%控除額 2,796,000円
②=税率ランク5%控除額 0円

 

所得税の金額=(『退職所得金額※2×税率※3控除額※3)×102.1%

①:所得税額=(1,955万円×40%2,796,000円)×102.1%=5,129,504円
②:所得税額=(50万円×5%0円)×102.1%=25,525円

 

 

4.最後に、退職金の総額(額面)から3で出した所得税額を引けば、手取りの退職金額が判明!

①:5,900万円ー5,129,504円※3=手取り退職金は、53,870,496円!
②:300万円ー25,525円※3=手取り退職金は、2,974,475円!

 

 

いかがでしたか?

黒川検事長の所得税、5,129,504円って!!
所得税だけで一般的なサラリーマンの年収レベルの金額だし!
黒川検事長の例はもはや、我々一般人には宇宙人(?!)のような金額でしたが、②の参考事例の通り、300万円もの大金を会社からもらっても、所得税がわずか25,525円しか取られていないんです。

 

 

お給料と比較してわかりやすく考えると、今回の②の計算を、退職金200万円以下で計算してみればとてもわかりやすく得であることが判明します。退職金が200万円以下で5年間勤続した場合の税金を上記の計算に当てはめると、税金はなんと0円になるからです。お給料よりも退職金のほうがお得!という理由が、おわかりになりましたでしょうか。

 

 

ただし、これはあくまでも退職金が支給される場合です。会社に退職金制度がない場合は退職金をもらえない可能性もあります。なぜなら、企業に「退職金を払いなさい」という義務を、法律で課していないからです。あなたがいくら会社に長く在籍して貢献したとしても、退職金制度がなければ請求できません。「退職金はもらえるもの」「定年退職で3,000万円くらいもらえるかな?」は、残念ながら今の時代、大きな間違いです。

 

 

≪退職金制度を確認する方法≫

退職金制度は就業規則に定められています。従業員10名以上の企業であれば労働基準法により就業規則の策定が定められており、社員がいつでも閲覧できるよう法律で義務付けられています。従業員が10名以下の場合でも策定している企業はたくさんあります。あなたの勤務先に退職金制度があるか、ぜひ一度、就業規則で確認してみてくださいね。

 

※退職金についてのブログ『大企業に定年まで勤めても、まさかの退職金300万円という現実』も、アクセスの多い人気記事です。こちらもよろしければ、お役立てくださいね。

 

 

新型コロナウィルス感染症の給付金もそうでしたが、お金の計算や税金、国の制度って、とにかく「複雑でわかりにくい!」と感じませんか?今回お届けした退職金と同じく、税金がお得な投資制度『iDeCo』や『NISA』も、金融教育を受けていない私たち日本人には、本当に難しい制度です。もしあなたが、「お得!」と耳にしただけで知識がないままついうっかり活用すると、損をしたり落とし穴にハマってしまう場合もあります。だって『投資』なんだから。知らずに損をしている人は、例えばiDeCo加入者の58%も!実際に数多くいらっしゃるのが現実です。

 

 

転職や退職だけではなく、あなたの人生にはお金の悩みはつきませんね。結婚した時。子供が産まれた時。家を買う時。家族が病気になった時。そして、今回のコロナや円安、物価高のような、あなたにはどうしようもない環境の変化が起きた時。最後は、人生100年時代、2,000万円不足と言われている、老後の年金不安まで。

 

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最後に

 

数年前から何度も目にする年金問題などで、国を治める責任ある立場の人たちや国への信用・信頼はどんどん低下していき、近い将来の『自分と子供のためには自分たちで何とかしなければならなくなる』がいよいよ現実的になってきています。

すでに国への信用を見極めて資産を殖やしてきたのに、国はシラーッと都合よくルールを変えています。不完全な人間が作っているルールだからこそ裏ワザが通用するのです。あなたの資産・財産を守りましょう。守ることもだいじな攻めですよね。

先進国と言いながら私たち女性の社会的立場も低いままです。

キレイ事ではなく、生きていくにはお金が必要です。お金があれば心の余裕も生まれるし笑顔も増え子供も安心します。

まずはあなたがお金の不安を安心に変える知識を増やしましょう。知識だけではお腹いっぱいにはなりませんが、困った時に知識が役立ちます。

ぜひ、あなたの不安を一緒に安心に変えませんか?

 

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